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宅建士の受講料が安い資格学校を調査してみた【2020年】

2020/01/10
 
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【2020/1/10 更新】:試験1回あたりの受験者が最も多く、当サイトの中でも人気資格1位である宅建士ですが、なぜ、宅建士がそれほど人気なのでしょうか?取得するメリットは何なのでしょうか?

その理由は、以下です。

・国家資格(士業)
・合格までの勉強時間が他の士業と比較して短い
・不動産を取り扱えるので、報酬額が大きい

 

宅建士は、国家資格なので、取得すれば不動産に関する専門的な知識が得られます。しかも、これまでは「宅地建物取引主任者(通称:宅建)」だったのが、平成27年から「宅地建物取引士(宅建士)」と名称を変えて、士業になりました。国家資格の証とも言える「士」をつけられることによって、より専門家としての立場が強くなった言えます。

さらに、宅建の資格は、簡単ではありませんが、他の士業の資格と比べると、短時間で取得が可能です。とはいえ、300時間程度の勉強時間は必要にはなります。それでも、その気になれば2ヵ月~3ヵ月程度で合格することも可能ということになります。合格率も約15%なので、国家資格レベルで見るとそれほど低くありません。それらを踏まえると、比較的「お得感」のある資格と言えます。

また宅建士は不動産を取り扱うため、不動産額に応じて報酬限度額が決まっています。例えば、売買価格が1,000万円の不動産の売買を仲介した場合には、報酬限度額は、

売買価格1,000万円 × 3% + 6万円 = 36万円

となっています。不動産と言えば高額が当たり前ですので、1000万円ほどの不動産の売買仲介をするだけで、36万円の報酬額が請求できるというわけです。

 

そんな、宅地建物取引士(宅建士)講座を提供してくれているのは

  • 資格★合格クレアール
  • 資格スクエア
  • 資格の大原
  • 資格の学校TAC
  • フォーサイト
  • ユーキャン
  • LEC東京リーガルマインド
    (あいうえお順)

宅建士の試験は、経験、学歴、年齢、性別などの制限がありません。誰でも受験できるため、平成26年度の時点では、最年少合格者は12歳。最高齢合格者は90歳という幅広い世代が受験している試験です。

試験の問題は、「権利関係」、「法令上の制限」、「宅建業法」、「税その他」の4つの分野から出題されます。また試験の形式は、4択の50問(4つの選択肢から正解を1つ選)。記述問題への対策が必要ないため、試験勉強にも取り組みやすいです。

自分でテキストや問題集を購入しての「独学」も選択肢のひとつですが、国家資格ですから、ハードルは高いです。ここは、資格の学校二人三脚で勉強することをおススメいたします。

それでは「受講料金の支払いが最も安い資格の学校」はどこか詳しく解説していきます。

 

“安い”宅建士講座の調査基準

 

調査する上で基準を設けました。

 

  1. 基本講座が含まれているコース最安値
  2. 直前割引キャッシュバックなどの割引は考慮しない

この2つの条件で一番安く受講できる講座とします。

直前割引再受講割引キャッシュバック考慮しません。

公開模試や直前対策「だけ」のものは対象外としています。

また、どうしても直前期はキャンペーン価格や直前割引が発生しているため、かなり割引されている講座もあります。

そういったものを比較すると、本来の講座価格がわかりにくくなるため、2018年度に向けてこれから勉強を始めるという人に向けたコースで比較することとしています。

 

受講料が安い宅建士講座ランキング

それでは、ランキング形式で発表していきます。

●第1位.フォーサイト




商品名 単科講座 基礎講座 2020年試験対策合格コース
講座内容 講義DVD8枚分の講義
教材 受講ガイド・戦略立案編&メディア・合格必勝編&メディア・テキスト(入門講座含む)5冊・講義DVD 8枚・合格カード・統計資料・法改正情報等・ラーニング 道場破り®・確認テスト(道場破り®内)・宅建マンガ合格体験記・無料メール質問 5回
料金 42,800円(税別)

フォーサイトも通学講座はありません。

フォーサイトは、テキストはフルカラー、DVDはハイビジョン画像ということで、教材にこだわった学校です。

なかでも問題集にはこだわりがあります。具体的にはケアレスミスを無くすために、問題を正確に解答する能力と、時間内にすべての問題に対応する解答速度の両方を鍛えられるような問題集にしており、これを機能的問題集と呼んでいます。

実物を確認したいという場合には、製本されたサンプルテキスト&問題集が無料の資料請求で届きます。



●お得な特典

【バリューセット】 2020年試験対策(基礎+過去問+直前対策講座)通常価格105,200円が59,800円で受講可能です。

しかも、こちら、不合格の場合には、全額返金制度がついており、まさに破格です。



 

●第2位.資格★合格クレアール


 

商品名 基本講座
講座内容 全132単元(66時間程度)
教材 テキストブック 3冊 過去問題集 3冊 分野別問題集 4冊 模擬試験問題集 4冊
料金 52,800円(税込)

クレアールの特長は、1回60分〜90分で完結するコンパクトな講義です。これによって、講義→復習を早く行い、理解を深めていく狙いです。これをクレアールでは“高速高回転学習”と呼んでいます。

また、他の資格学校では、講義→答練→解説になりますが、クレアールでは、講義→解法マスター→答練という手順を踏むため、解法のテクニック自体をしっかりと学ぶことができます。

●講義1回あたりの料金に換算すると

52,800円÷132回(30分講義)=400円 ⇒ 講義1回約400円(税込)

 

講義1回あたりに換算すると、400円ですが、30分が1単元と考えると、だいたい4単元(2時間)1講義と考えた方が良いかもしれません。と考えると、正確な講義1回当たりのコストは、1,600円程度と言えます。クレアールは、短期かつ最小の費用と労力での合格を目指していることから、講義内容とフォロー体制については、十分費用対効果があると考えられます。

●お得な特典

期間限定割引として、受講時期にあわせてキャンペーン価格で提供してくれます。
学生は10%OFFで受講できるようです。

 

 

●第3位.資格スクエア




商品名 宅建2020未来問合格パック 講座内容 インプット講座(約50時間)、アウトプット講座(約40時間)、直前対策講座(約10時間)、未来問(2,3回目)(問題・解答・解説) 教材 クラウド宅建士vol1, vol2,ウェブ問題集 料金 77,000円(税込)資格スクエアでは基本的に通学講座はありません。 しかし、この宅建士講座は、「資格スクエア・リアル」として、東京と大阪だけ個別指導の対応をしています。授業はしてくれませんが、自習室を設け、個別論点のわからないところを教えてくれたり、進捗チェックをしてくれるサービスです。

資格スクエアの良い点は、徹底的に無駄を省いて、低コストの講座を提供してくれるところですので、そういった点は、守られていると言えます。

その他の特長として「資格スクエアクラウド」といったクラウドシステムを活用して学習を行います。これは「短期合格者の頭の中を見える化」したシステムと言われています。

具体的には授業の動画が見放題であったり、ワンクリック質問機能などを兼ね揃えたシステムで学習をサポートしてくれます。

宅建士などの国家資格になると、独学での突破はなかなか難しいので、こういった機能で学習をサポートしてもらえるのは大変助かります。

●講義1回あたりの料金に換算すると

43,200円÷212回=203.8円 ⇒ 講義1回約204円(税込)

講義1回あたりに換算すると、約204円です。これぐらいの金額であれば独学よりは少し高めという感覚で、申し込みができますね。

●お得な特典

会員に登録すると、12講義が無料で受講可能

無料会員に登録するだけで、12講義が無料で視聴できます。実際に受講してから、講師の先生の説明が「わからない」とか「講義スピードが速い」と感じたら、受講をしないという選択肢もありです。

>>無料の会員登録はこちらから




 
●第4位.資格の学校TAC


 

商品名 実力完成本科生 ウェブ通信講座
講座内容 全33回
教材 基本テキスト(4冊)
トレーニング(4冊)
実力完成テスト(26回分)※
基礎答練問題・解答冊子(4回分)[配付のみ]
応用答練問題・解答冊子(3回分)[添削付き]
直前答練問題・解答冊子(4回分)[添削付き]
全国公開模試問題・解答冊子[添削付き]
法律改正点レジュメ(1冊)
受講ガイド(1冊)
料金 105,000円(税込)

こちらは、できるだけ少ない講義回数で合格を目指したい、そんな方におすすめです。短期集中型の講座で、10月の試験に合わせて7・8月の時期に開講します。

問題集ミニテスト、また実力テストもありますので、これでも十分な内容かと思います。

これ以外にTACには、総合本科生コースもあります。こちらは10ヵ月かけて学習し、仕事と勉強の両立を支援してくれます。「過去問講義」、さらに「直前期対策」も含まれており、ワンパッケージになっています。

ただ、価格が185,000円という高額の設定です。月に換算しても18,500円かかることになるので、相当本気でやる覚悟が必要になるでしょう。

LECも全国に提携校があるため通学講座も準備されています。

このように様々な用途に応えてくれる豊富な受講コースがTACの強みです。

●講義1回あたりの料金に換算すると

105,000円÷33回=3,181円 ⇒ 講義1回3,180円(税込)

 

トータルの価格で見れば105,000円ですが、1講義あたり3,000円超というのは高いような気がしますね。さすが最大手ですね。

ちなみに「資格の学校TAC」は、全国に提携校が豊富にあるため通学用の教室講座や個別DVD講座も準備されています。

私も簿記2級はTACで学習しました。通学のDVDでしたが、やはり学校に行くということが、勉強を続けられた大きな要因だったと思います。TACは資格の学校最大手ですから、受講生も多く横のつながりを持つことが、モチベーションになります。

●第6位.資格の大原


 

資格の大原は、「大原簿記専門学校」を経営しているほど、法律関係の試験に対してブランドがある学校です。

特徴として、受験指導のプロ講師に教えてもらえることが挙げられます。そのため、わかりやすい講義ということを売りにしています。

私も、中小企業診断士の受験を行う際に、大原でも学んだことがありますが、講義はわかりやすいですし、模擬試験の質も良い方だと思います。非常に安心感がありました。

●講義1回あたりの料金に換算すると

101,000円÷36回=2,805.6円 ⇒ 講義1回約2,806円(税込)

講義数が多いため、料金もその分高くなっています。

ちなみに、資格の大原も、全国に学校があるため通学講座が準備されています。

大原の通学講座においては、講師が職員室に常勤していて、自習中や在宅学習で生じた疑問も、すぐに応対してくれます。

●お得な特典

大学生協割引
・ウェブ通信講座 101,000円 ⇒ 95,950円
(税込)

生協の割引がありますので、大学生の方には嬉しい特典です。大原には、この他にもステップアップ割引再受講割引が準備されています。
●第5位.LEC東京リーガルマインド


 

商品名 ハイブリッド合格フルコース<通信・WEB>
講座内容 全57回
教材 2018年度版「きほんの宅建士」、2018年版「出る順宅建士ウォーク問過去問題集」(1)権利関係  /(2)宅建業法 /(3)法令上の制限・税・その他
料金 118,800円(税込)

LECでは、大きく変更された出題区分や難化傾向に対応するため、講義時間を増やすとともに、講義回数も見直し、万全の体制で試験に臨めるよう講座を「大リニューアル」しています。個人的には、増やせば良いってもんではないと思っているのですが、その大サービス具合が、LECの良いところです。

大盛りのLECと覚えてください。

●講義1回あたりの料金に換算すると

118,800円÷57回=2,084.21円 ⇒ 講義1回約2,084円(税込)

総額という視点で見ると、高いLECですが、講義数が多く、また答練フォロー模試も含まれているため、総額はやや高めですが講義1回あたりに換算すると、とてもお得です。

●お得な特典

早期割引で、「89,100円」で受講できる

早期割引で、かなりお得に受講することが可能になります。

 

まとめ

これまでご紹介してきた宅建士講座の最安値と特長を以下に比べてみたいと思います。最安値と最高値は2倍以上の金額の開きが見られます。

順位 学校名 最安値料金(税込) 受講形態 特長
第1位 フォーサイト 42,800 WEB通信 機能的な問題集で正確さとスピードがつく
第2位 資格★合格クレアール 52,800 WEB通信 高速高回転学習と解法テクニック
第3位 資格スクエア 77,000 WEB通信 スクエアクラウドで、効率的な学習が可能
第4位 資格の学校TAC 105,000 WEB通信 受講者の用途に合わせた豊富なコース
第5位 資格の大原 \101,000 WEB通信 豊富な授業回数と時間
第6位 LEC東京リーガルマインド \118,800 WEB通信 低価格よりも高品質を提供

価格だけを見たら、フォーサイトで決まりですね。どちらにせよ、まずは各校に対して資料請求をしてみて、自分に合った学校を探すところから始めてみてください。

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